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                        Payara Microインスタンスは自動的にクラスタを構成することができます。また、Payara Serverのスタンドアロン・インスタンスと同様にドメイン・データ・グリッドに参加させることもできます。このブログでは、管理コンソールを使用してPayara Microインスタンスをデータ・グリッドへ参加させる方法についてご説明します。
まず、Payara Microをデータ・グリッドへ参加させる前に、Payara Serverのドメイン管理サーバー(DAS)を起動しておく必要があります。ここでは、DASはdashost上にあるものとします。
$ ./asadmin start-domain
すべてのインスタンスについてHazelcastのバージョンは必ず一致している必要があります。もし異なる場合、Hazelcastはインスタンスがクラスタに参加することを拒みます。HazelcastのバージョンはPayara Platformのアップグレード時に変更される場合があるため、実際にはPayara Server、Payara Microともに同一のバージョンを使用すべきでしょう。
Payara Microインスタンスをデータ・グリッドへ参加させるには、以下のように “–clustermode” オプションを付加してPayara Microを起動します。
$ java -jar payara-micro-5.193.1.jar --clustermode domain:dashost:4900
既定では、“–clustermode” オプションはPayara Microクラスタへ自動的に参加するため “multicast” モードとなっています。データ・グリッドへ参加させるためには、このモードを “domain” に変更して、DASのホスト名とHazelcast待機ポート (既定値4900) を明示する必要があります。その他のオプション (例: “–deploy”, “–autobindhttp”) については、必要に応じて通常通りに追加します。
Payara Microインスタンスが起動したら、その状態が管理コンソールの「データ・グリッド」インスタンス・ページで一覧することができます (図1)。ここでは、Payara Microインスタンスのアドレス、待機ポート、デプロイ済みアプリケーションその他の情報を取得可能です。

図1. Payara Microインスタンスの一覧 (“Data Grid Instances” ページ)
注: Payara Microインスタンスをデプロイメント・グループに参加させることはできません。Payara Microインスタンスの構成は他のインスタンス (Payara ServerまたはPayara Micro) から独立しています。
DAS上から、管理コンソールまたはasadminコマンドを使用して、Payara Microインスタンスにasadminコマンドを送信することができます。
Payara Microインスタンスは通常、起動時にアプリケーションがデプロイされ、実行中にアプリケーションを追加でデプロイまたはアンデプロイすることはできません。しかし、DASからasadminコマンドを送信することで、実行中のPayara Microインスタンスにアプリケーションをデプロイすることが可能になります。
アプリケーションをデプロイするには、Payara Microインスタンスの一覧から対象を選択し、以下のような “deploy” asadminコマンドを送信します。
deploy /examples/clusterjsp-1.1.war
注: アプリケーションはインスタンスが実行されているホスト上に存在している必要があります。
例: 図2ではPayara Microインスタンス (“Crazy-Lionfish”) に対して “deploy” コマンドを送信し、アプリケーション “clusterjsp-1.1.war” をデプロイしています。その結果は図3の通りです。

図2. Payara Microインスタンスに “deploy” コマンドを送信

図3. Payara Microインスタンスに “deploy” コマンドを送信した結果
DASからasadminコマンドを送信することでPayara Microインスタンスを停止することが可能です。
インスタンスを停止するには、Payara Microインスタンスの一覧から対象を選択し、以下のように “stop-domain” asadminコマンドを送信します。
stop-domain
例: 図4では2つのPayara Microインスタンス (“Bright-Dogfish” and “Crazy-Lionfish”) に対して “stop-domain” コマンドを送信し、これらを停止させています。その結果は図5の通りです (なお、ページをリフレッシュするには、一度別のタブを選択し、再度タブを選択し直します)。

図4. Payara Microインスタンスに “stop-domain” コマンドを送信

図5. Payara Microインスタンスに “stop-domain” コマンドを送信した結果
Payara Microインスタンスは、スタンドアロン・インスタンスと同様にドメイン・データ・グリッドに参加させることができます。また、管理コンソールからasadminコマンドを送信することにより、Payara Microインスタンスをコントロールすることもできます。
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